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会社方針

経営理念

Made in Japan (メーカーの誇り) Kaaz Engine Spirit (あくまでもエンジンにこだわる)

プロローグ

企業の究極目的は「継続」であり、利益の追求ですらその手段にすぎません。
カーツが「継続」するために必要不可欠なもの、それは決してぶれることのない「経営理念」と「同族からの脱却」です。

経営理念

経営危機に直面したとき、真っ暗闇の中を手探りで彷徨うとき、どうしたらよいのか判断に迷うとき、
そんなときの唯一の拠り所が「経営理念」です。
逆に調子のよいとき、浮かれて慢心におぼれているとき、そんなときに原点回帰に導いてくれるのが「経営理念」です。
どんな状況でも絶対に守らねばならない、逆にこれさえ守れば何とかなる、それが「経営理念」です。

Made in Japan

輸出企業のカーツにとって、円高は最悪の外部要因です。
昭和60年(1985年)のプラザ合意によって、日本の輸出企業は初めての円高に直面しました。
爾来、幾度もの超円高に見舞われ、とりわけ平成23年(2011年)には1ドル=75円32銭の最高値をつけました。
日本経済の失われた30年は、まさに円高の歴史でした。
製造業の大半は海外生産へのシフトによって円高を回避しました。
現地市場を睨んだ海外生産は確かに効果的でしょうが、
安直な海外生産シフトによって多くの製造業が自社技術だけでなく、自社のアイデンティティーまでも失ってしまいました。
そんな企業に限って、円安になった途端に「やっぱり Made in Japan」とか「日本回帰」、節操がなさすぎます。
カーツはひたすら Made in Japan を貫いてきました。経営が窮境に陥り、無能な経営者よばわりもされました。
それでも Made in Japan を貫きました。それがカーツの経営理念だからです。それ以上の理由はありません。
円高に勝てる製品を日本で作る。それが日本のメーカーの誇り、カーツの誇りであると銘じています。

KAAZ Engine Spirit

環境問題の虚実はさて置き、あらゆるモノの電動化の流れは止められません。用途によっては電動化による利便性が高く評価されています。
しかし、カーツは今も将来も電動化には一切関与しません。
カーツの次世代がこの先、決して経営判断に迷うことのないよう、
令和4年(2022年)に創業100周年を迎えたのを機に新たに経営理念を追加しました。
・カーツはあくまでもエンジンにこだわります。
・環境規制にもエンジンで対処します。
海外のお客様にも理解していただけるよう「Kaaz Engine Spirit」としました。

同族からの脱却(創業家の責任)

歴史や伝統がそのまま企業価値となる業種もあります。資産に恵まれて独自の同族理論を展開している企業もあります。
しかし、カーツにとっては歴史も伝統も同族も何の意味も価値もありません。
創業するのが同族なら、食い潰すのも同族です。
同族にこだわったが故に本来の目的を見失い、社員共々不幸のどん底に落ちて行った例はいくらでもあります。
守るべきは同族ではなく会社です。そして、それを継続させることが私の使命です。
そのための仕組み作り、財務強化、人材教育、そして未来永劫に受け継がれるべき企業カルチャー、
すなわち「カーツの心」を創り上げるのが最後の創業家社長としての責任、義務であると考えています。